テクニカルノート

TelnetDでバックグラウンド実行するための方法 (1998/1/10)

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Pragma Systemsで開発されたTelnetDはマルチユーザー環境でNTマシンを使用する上で有用なツールですが、UNIXの様にバックグラウンドで使用するに際しては難がありました。
それはLogoffすると実行中のジョブも終了してしまうということです。この問題に対して、完璧な解決策ではありませんが、以下の様な方法で対処することを御提案致します。

Telnet実行のクライアント機にて、下記の様にNTのstartコマンドを用いてバックグラウンド実行したいジョブを起動するのです。

start userpgm.exe (enter)

クライアント側でLogoffしても実行は引き続き行われます。
もし、実行中のスクリプトをファイルに出力しているのであれば下記の様にバッチファイルを作ってから、そのバッチファイルをstartコマンドで実行して下さい。

バッチファイル(userbtch.bat)の内容
userpgm.exe > temp.txt (enter)

実行
start userbtch.bat (enter)

もし、実行中の画面がNT機上に表示されることがあれば、
マイコンピュータ→コントロールパネル→サービス→inetd→start upとクリックし、「Desktopとの対話をサービスに許可」という項目にチェックが入っていますので、それを外して下さい